経営者というポジション柄、「仕事納め」という概念が喪失しているのですすが、パートナー会社さんが今日で仕事納めということで一応弊社も便宜上、本日仕事納めを名乗ることにします。
また、弊社、珍しく12月決算の為、来月から第4期目となります。
「起業してから3年間の生存率〜」といった記事をよく読むのですが4期目も比較的明るい見通しで数値計画を立てられているので起業してから3年間生き延びることができたことに関してはパートナー会社さん始め、弊社関係者の皆さんに心より感謝申し上げます。
思い返せばこの3年間、ジェットコースターのような日々送ってきました。
元々弊社はビジネスコンテスト優勝を機に、主催の企業様から出資を得て起業したのですが、優勝時のビジネスアイディアが絶望的にPMFせず、ピポッドを繰り返し、最終的にソフトウェアの受託・開発支援会社というスタートアップと呼ぶには相応しくない程に形態を変えました。
実を言うと1期目の途中までは新卒で入社したSI会社でサラリーマンをやりつつ会社経営も行っていたのですが、当時3年目サラリーマンとして働いていた会社から会社経営が兼職のガイドラインに引っかかっていると指摘され、大好きだった会社を辞めて自社の経営兼エンジニアとしてフルコミットすることになりました。(兼職のガイドラインには引っかかっていなかったと今でも思っています。)
そこそこ良い高校に行って、そこそこ良い大学に入って、そこそこ良い大手企業に入社したつもりだった自分にとっては非常にショッキングな出来事であったことと同時に、「もう二度とエリート街道には戻れないんだ、、」と、死神に寿命の半分を売ったような気分でしばらく過ごしていました。
そして、死神に寿命の半分を売ったは良いものの、自社サービスが伸びず追加の出資も受けられず、「このままでは資金ショートもあり得るな、、」と思っていたところを地元長野県飯田市でニアショア開発をしている企業様になんとか受託案件を発注してもらうことができ、息を吹き返しました。
感謝してもしきれないとはこのことですね。
地元のニアショア企業様とパートナー会社的な立ち位置で地道にコツコツと自社の開発スキルを身につけつつ、財務的にもかなり回復してきました。
(その間、別で声をかけてくださった企業様からの受託案件は基本断っていました。すみません。。)
そして4期目、また新たな挑戦をしようと思います。
グローバルとWeb3.0、この2つはIT業界で生きる人間にとっては避けては通れないどころか必死に掴み取らなければいけない領域になりました。
そんな訳で4期目以降も駆け抜けていく所存なので皆さん引き続きよろしくお願いしますー。
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